sysmake

2025.10.27

身体づくりの疑問vol.20

「筋肉が多い方が太りにくい?」①


よく耳にするかもしれませんが、ではなぜ筋肉が多い方が太りにくいのでしょうか・・?

まず大前提として、体重が減る=体脂肪が減る、にはならないことがあります。

体重の構成要素は、体脂肪だけでなく、筋肉、各臓器、血液や体液などの水分、骨です。その中でも

質量変動が大きいのは、筋肉、水分、体脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)となります。


その中で減りやすいものが筋肉、逆に蓄えやすいものが水分と体脂肪です。

筋は何もしない場合、30代以降は年に1%ずつ減少していくと言われています。重力上で生活している私たちにとって必要なのになぜ減っていってしまうのか・・

そこには「ミオスタチン」という骨格筋から分泌される生理活性物質の存在が関係します。